社員の声
小岩 秀和HIDEKAZU KOIWA
インフラエンジニア シニアアーキテクト(サービス事業部)
2018年4月仕事開始 (10月入社)
仕事はインフラのコンサルティング、提案、設計、構築
私はソフトウェア開発会社に新卒で入社し、最初の1年半はプログラマでした。当時、Linuxが注目されはじめ、メールサーバやWEBサーバの構築をおこなう案件が増えてきたため、大学でUnixを触っていたこともあり、インフラエンジニアに転向しました。その後、前職の会社に転職し前職では17年間、国立大学法人の演習室、自治体システムなど規模の大きい案件を中心に、ネットワーク、サーバ、メール関連のインフラのコンサルティング、設計構築、運用の仕事を一貫して行っていました。2018年4月からはビットスターで仕事を開始し、引き続き、同じような仕事をしています。
現在は開発部所属のインフラエンジニアとして、お客様のインフラ関係を中心に、ネットワーク、サーバの構築、サービスが載るインフラストラクチャーのコンサルティングなど、提案、設計、構築が主な業務内容になります。運用については運用管理部にお任せしているのですが、私が昔から手がけているお客様に関しては運用保守を一部担当しています。コンサルティングについては、お客様の業務内容をヒアリングし、例えば「サーバはこうしたほうがいいですよ」とお客様ごとに最適なネットワーク構成を提案しています。
仕事のやりがいは「社会基盤を支えている」という実感
インフラエンジニアとしての仕事のやりがいは「社会基盤を支えている」という実感です。ソフトウェア開発と比べると、一人のエンジニアの仕事としても動くお金が多かったり、関わっているプロダクトが新聞に掲載されることもあります。「あのプロダクトに関わっているんだよ」と話すと、驚いてもらえるので、社会基盤に貢献できている喜びを感じます。両親にも喜ばれます。
仕事で意識していることはお客様の利益です。自社の利益が上がるのはもちろん大事ですが、お客様の利益が上がるような提案をしたい。たとえ自社の売上が減っても「結果的にお客様のためになるなら」と考えています。採用する技術はベンダーやサービスに縛られず、できるだけお客様のことを思って選定したい。もし、ビットスターとお客様のご縁が切れても困ることがないような設計になるようにしています。そのように考えるようになったのは「お客様とずっと一緒に仕事をしていきたい」という思い。自然にお客様の利益を考えるようになりました。
長い経験を活かして、後輩を育てる
今後一緒に働きたいのはポジティブに仕事に取り組める人、ITのエンジニアリングが好きな人。インフラエンジニアはお客様と話す機会が多いので、そういったことが苦じゃない人が良いです。インフラエンジニアとしての経験が長いので、開発部の若手や、営業からの案件相談は多いです。
開発部の若手には技術や仕事の進め方をよくアドバイスします。例えば正しい情報の入手方法。わからないことをGoogleで検索すると、欲しかったような情報が引っかかります。ただ、設定方法は書いてあっても、「なぜ、そうしたのか」「なぜ、そうなったのか」を書いている記事は少ないです。表面的な情報だけを見て、その裏にある技術的な事柄を知らないで仕事をしてしまうのは、エンジニアとしては危険だと思います。そうではなく、メーカや開発者が出しているような一次情報を組み合わせて、「自分がなぜこの設定変更をするのか」その技術的な背景をしっかり理解して案件に当たるようにアドバイスします。
エンジニアに助言できるメンターになりたい
私自身はITコミュニティの活動を長く行っています。この活動を若手が多いビットスター社員に紹介してあげたい。彼らがずっとビットスターにいるとは限らないので、エンジニアとして今後生きていくためにはどうして行けば良いのか、助言を与えられるようなメンターになりたいです。
ITコミュニティに参加を勧める理由は、エンジニアとして楽に生きやすくなるためです。例えばトラック運転手にはトラック協会、建築屋には建築の業界団体があります。ITが仕事になってまだ30年。いまのところ業界団体はありません。業界団体の代替がITコミュニティになりえると考えています。
コミュニティでは情報交換ができ、エンジニアの孤立を防ぐことができます。もしエンジニアがビットスターに合わなくなった時は転職活動も楽になります。今回、私がビットスターに入社したのもコミュニティで知り合った人がきっかけなんです。
エンジニアが自分らしく生きやすい環境
2017年冬にコミュニティでの知人の紹介から前田社長と話し「この会社だと間違いないんじゃないか」と感じました。ビットスターに入社した理由は前田社長の人柄に惚れたからですね。私が会社を選ぶ基準としては社長についていけるかどうか。前田社長のざっくばらんなところが好きですね。
ビットスターにあるのは「自分らしく振る舞える風土」。例えば案件に採用する技術の選定や、普段仕事で使うソフトウェアに制限はありません。特定の製品やサービスに縛られることはなく、自分で考えて良いと思った技術を採用でき、エンジニアの自主性を積極的に認め合える風土があります。個人の裁量で判断して進められる事柄が多いので、自分らしい仕事の進め方ができます。エンジニアとしての仕事がしやすい。ビットスターには自分らしく振る舞える環境が揃い、エンジニアが自分らしく生きやすいという環境があるといえますね。
一日の時間の使い方
- 見積り提案等40%
- コミュニケーション35%
- 打ち合わせ15%
- その他10%